みかんの摘蕾・摘果

適切な摘蕾・摘果を行い、大きく甘いみかんをつくろう

摘蕾(てきらい)

摘蕾作業とは、みかんのつぼみを間引く作業のことです。

基本的みかんはに沢山の蕾をつけます。通常半分から多い

場合は8割程度落としてしまいます。



摘蕾によってある程度実の数を調整します。



 

摘果(てっか)

みかんの摘果とは余分な実を落としよい実を残す作業です。

毎年、よい果実を安定して成らすために行います。1箇所に

集中して実がなるのはあまりいいことではありません。



摘果の次期は7月〜9月頃です。大体、20〜30葉に

1個程度果実が残るのを目安に行います。



残す果実

・葉が2〜4枚付いている有葉果

・収穫前に果実の重みで下を向く果実

・果皮にしわがあって濃緑色の果実

・葉の角度が立っている果実

・丸みを帯びた果実



摘果の対象となるもの

・傷果、病害虫に加害された果実

・樹の下の方や内側になっている果実

・サイズが極端に大きい、または小さい果実

・葉が下垂し、扁平な果実



これらの作業を行わないと、みかんがたくさん出来る年と、

極端に少ない年が、交互に繰り返されてしまいます。これを

隔年結果といいます。




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