柿の摘蕾・摘果

適切な摘蕾・摘果を行い、大きく甘い柿をつくろう

摘蕾(てきらい)

摘蕾作業とは、柿のつぼみを間引く作業のことです。
年によってまちまちですが、通常1つの枝に3つ〜5つ
の蕾がつきます、蕾は全部柿になるのでそのまま残して
しまうと栄養が分散されるため小さな柿しか成りません。

大きな柿を作るために、蕾を大体1枝に1〜2つにします。
残す蕾は、出来るだけ大きいもの、大きくなったときほかの
枝で傷がつかない場所にあるもの、がくが4枚あるものを選びます。


 

摘果(摘果)

柿の摘果とは悪い実を落としよい実を残す作業です。
1箇所に集中して実がなるのはあまりいいことではありません。

柿は自ら結実を調整する機能を持っていています。
生理落下といって6月下旬ごろまでは自然に実が落ちます。

そのためこの生理落下が終わる時期6月下旬から7月初め頃が適当です。
1枝に1〜2個残し後は全部摘果します。



摘果の注意点
■1枝に2個程度を目安に

■病害虫の被害果
  病害虫の被害にあい変色した果実は摘果します。

■日焼け果
  太陽光線により変色した果実は摘果します。

■重なり果実
  重なり合った果実は、下向きの大きな果実を残し摘果します。




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