古くからミカンの風呂に入ると「身体がよく温まり、風邪を引かない」

といわれています。その効用の秘密はミカンの皮にあります。ミカンの

皮には、柑橘類特有の爽やかな香気を放つ「リモネン」という精油成分

が含まれています。



この「リモネン」には血行促進作用があるので、ミカン湯に入るといつま

でも身体が温かく湯冷めをしません。身体があたたまるため寝付きも良く

なり、体の免疫機能も高まります。



またミカンの皮には、クエン酸やビタミンCも多く含まれているため、

美肌効果もあります。女性にとってみかん湯は美容と健康に大きな

メリットをもたらしてくれます。



 

ミカンをそのまま浮かべても楽しいのですが、みかん湯の効用を

高めようと思ったら、簡単ですが少し準備が必要です。



■■みかん湯の作り方■■

先ほども述べましたように、みかんは皮にもビタミンCやクエン酸

が豊富に含まれていますのでみかんの皮を利用します。



その時、皮をそのまま浮かべるとお湯が汚れてしまうので、ガーゼ

に入れて使用します。



１．ミカンを食べたあと、皮を陰干ししておきます。

２．ミカン２０個分の皮を、ガーゼか木綿の袋に入れ、風呂に浸して

　　入浴します。