柿の作業機械

作業機械を用いることで、大変な柿の栽培作業がとても楽になります。

柿の消毒にはスピードスプレイヤー(通称SS)

管理人が子供の頃(30年ほど前ですが)、柿の消毒をするときは
軽トラックに500リットルのタンクを積み、ポンプと長い長いホース
で一本一本柿の木を消毒をしていました。



現在、ある程度本数がある柿農家では、スピードスプレイヤーにて
消毒を行っています。スピードスプレイヤーとは、乗物とタンクと
噴霧機が一緒になった機械で、なぜか赤い色をしています。最近で
はキャビンがついたものも見かけるようになりました。



スピードスプレイヤーの噴霧の勢いは強く、一本数秒で消毒が完了
します。細かい霧のため従来よりも少ない農薬で済むようになって
いるようです。



またこの機械は柿だけでなく、梅やリンゴ、みかん、梨などほぼ
すべての果樹に利用できます。



 


 

 

粗皮削り機

カイガラムシなどの害虫が柿の木の皮の間に潜り込むため3月中旬
から下旬にかけて粗皮削りを行います。


柿の木の表面の堅い皮をガリガリと削っていきます。面倒な作業ですが、
毎年この作業を行わないと害虫が潜り込んで柿の木を枯らしたりします。


これも昔話で申し訳ないんですが、管理人が子供のころは草取り鎌
でガリガリと削っていました。削った木の粉が目に入って痛かった
のを覚えています。


現在、粗皮削り機なるものがあり、簡単に粗皮を削り取ってくれます。
これは仕組みは高圧洗浄機とほぼ一緒で、高い圧力をかけて水を放出し
皮を吹き飛ばしていきます。


粗皮削り機もスピードスプレイヤーと同じく、いろんな種類の果樹に
使用できます。



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